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2006.09.18

旅69日目

旅69日目

9月18日、秋田県美郷町〜秋田県湯沢市、移動距離約40km、費用2277円、総費用238386円、会話人数8人。午前中は全く動かずにいました。台風の影響で雨、特に風が凄まじく、進むのがしんどくありましたので、本を読んで時間を潰します。しかし山口、読者は大の苦手なのです。まず活字に集中しようとすると、頭がどこかに飛んでいき、気づくと内容が全く理解されていないと言うことがこれまでの人生で多々起きていたからなのです。しかしながら本当に暇でしかない時というのは、オバチャンの声がウルサかろうとも、集中できる自分に気づけた事は暇な時間を過ごして来た成果なのではないでしょうか。11時出発。今日も全く旅を進める気迫がみなぎって来ません。出発時間も遅く、天気も悪く、山形の地図は買っておらず。しかし今日は小さなイベントが待っているわけなんです。岩手県一関市でカレーをご馳走になった一家(旅15日目)。あの時の元気なネエチャン方から教えてもらった美味しい焼きそばの店に、54日の月日が経ちようやくたどり着く事が出来たわけです。横手市「まいど」と言う店。横手市は
焼きそばが名物らしく、「まいど」は秋田県ガイドブックにも載るような有名店。しかし店構えはいたって大衆的で、親しみのもてる小さな店内、そして夫婦だけで切り盛りしている昔ながらの焼きそばというイメージ。美味しゅう御座いました。山口「一関の○○さんという方ご存知ですか?」オバチャン「あ、知ってますよ!」山口「○○さんから、このお店の事を聞いて来たんです。」オバチャン「そうなんですか!遠いところわざわざありがとうございます。」山口「○○さんが来たら、自転車乗った人が来たと伝えて下さい。」オバチャン「はい!伝えておきます〜。ありがとうさんです〜。」。ありがとうさん、なんと素晴らしい言葉でしょうか。とても良い気分でお店を出る事が出来ました。それにしても僕としてはやっと一関カレー一家との約束が果たせたような気分です。一家がまた「まいど」を訪れて、オバチャンから僕の話を聞いて、懐かしさに楽しい気持ちになってもらえたら、僕はあの時のカレーのお礼が少しでもできたのではと心和む事だと思います。しかしその結末は知る事はなし。18時、時間を持て余しながら今日泊まる道の駅到着。友人から聞いた
『お吸い物エリンギ御飯』を夕飯に作る意欲で満ちていました。色々と準備をしていると、もの珍しそうに話しかけてくれる人達。その都度同じ答えを返すわけですが、秋田県に来てからこれほど地元の方と話したのは初めて。その内の老夫婦からお菓子いっぱい、りんご、ブドウをもらい、久しぶりに人のはからいを受けまして、恐縮する山口あり。そして違うオバチャンからも、梨とどら焼きをもらいまして、本物に申し訳ない気持ちでしが、そのオバチャンからは「可哀相。」と同情されてしまう始末。『オバチャン、僕は可哀相ではないですよ、むしろ幸せものなのです。こんな経験は可哀相な人間では出来ないと思うのです。オバチャン、僕は沢山の人達とお話しする事が出来てとても幸せなのですよ。』あの時そう言えれば良かった。御飯が炊き上がりました。薄味でしたが、かなり美味しい。今日は30分米を水に浸して置いたのが良かったようで。いつもなら面倒くさがって飛ばしてしまう行程ですが、この行程の意味を口と舌と腹でまざまざと実感することが出来ました。今度からちゃんとしよう。写真は「まいど」。

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